2016年9月29日木曜日

イヤホンのコーデックとは

bluetoothイヤホンの性能を比較するときにコーデックという項目があります。
コーデックはイヤホンのアピールポイントでもあるので「apt-X対応!」みたいに見出しになってることも多いです。

でもこのコーデックってなんのことかわからない人がほとんどですよね。
イヤホンが好きで色々買ってる人ならともかく、格安のイヤホンを求めている人からすれば「なんでもいいけどハズレは買いたくない」ぐらいの認識だと思います。

しかしこのコーデックはハズレのイヤホンを買わないために是非覚えてほしい項目でもあります。
今回はコーデックを簡単に説明します。



・コーデックとは
簡単にいうと「音を圧縮、展開する方法」のことです。

bluetoothイヤホンはコードがないため、音を電波で飛ばしてイヤホンに届けています。
しかし音声データというのはそのままだと容量が大きすぎるため、小さく「圧縮」しないとイヤホンに届けられません。
そしてイヤホンは圧縮された音声データを「展開」しなければ音を出すことができません。
この「圧縮、展開」には色々な方法があり、それらを「コーデック」と呼んでいます。



・方法が違うとどうなる?
コーデック、すなわち圧縮と展開の方法が違うとどうなるでしょう?
それにはまず、圧縮と展開の「欠点」について説明します。

さて問題です。
音声データをなるべく小さく圧縮しようと思ったら、どうすればいいでしょう?


答えは「いらない音を削る」です。

つまり圧縮することで、音声データは元のデータと違う音になってしまいます。
bluetoothイヤホンは音質が悪いといわれるのはこのためです。
また、音声データを「圧縮→送信→展開」することではじめて音が聞こえるため、どうしても「音ズレ」が発生します。

そこで登場したのが「新しい圧縮方法」です。
新しい方法、つまり「新しいコーデック」が登場したことで、音質の劣化や音ズレが改善されてきました。

というわけで、コーデックが違うと音質や音ズレに影響します。
なるべく最新のコーデックに対応したものを使いましょう。



・コーデックの種類
コーデックの重要性がわかったところで、代表的なコーデックの種類を紹介しておきます。

・SBC
標準的なコーデック。
音楽再生ができるイヤホンは必ず対応している。
ただし音質が劣化しやすく、音ズレも大きい。

・AAC
主にiphoneが対応している。
音ズレが少なくなって、快適になった。

・aptX
AACと比べて音質の劣化が減り、さらに音ズレも改善された。
 しかしiphoneは対応しておらず、主にandroidが対応している。



・最後に注意
コーデックはイヤホンと端末の両方が対応してないと意味がありません。
たとえばQY19はaptXに対応してますが、iphoneはaptX未対応なので、aptXで再生することは不可能です。

ただし「コーデックが違うから音が出ない」なんてことはないので安心してください。
たとえばQY19は対応コーデックが「SBC、AAC、aptX、LDAC」の4種類あります。
この中から互いに対応しているコーデックの中で、一番品質のいいものを自動で選択してくれるようになっています。
SBCは音楽再生のできるイヤホンなら必ず対応しているので、音楽が再生できないなんてことはありません。

ちなみこれはレビューの信用度を判断する材料にもなります。
例えばaptX対応イヤホンのレビューで、iphoneでしか音楽を再生したことがないのに「音ズレがひどい、使い物にならない」などとレビューしている人がいたら、それはイヤホンの性能を最大限発揮したわけじゃないので信用にかけるレビューでしょう。

というわけでちょっと難しいけど知ってるとイヤホン選びがわかりやすくなる「コーデック」の知識でした。

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